少人数家庭で作りやすい量で手軽な作り方です。
1.白菜は半日ほど干しておき、きれいに洗って食べやすい大きさに切る(3〜4cmのざく切り)。
漬物容器に塩を振りながら白菜を入れて重石をし、半日ほど漬ける(軸のほうを下にして多めに塩を振るとよい)。
水が上がったら、しっかりと水を切ってざるにあげる。 ※本来は白菜のシャキシャキ感を残すため重石をしないらしいのですが、韓国の白菜と比べ日本の白菜は水分が多いので、重石をしてしっかり水抜きをしました。
また、普通は白菜は切らずに水抜きをして、白菜の葉の間にヤンニョムを塗りつけていくのですが、作りやすく食べやすくするために、白菜は先に切ってしまいます。
2.大根とニンジンを千切りにして砂糖をまぶしておく。 3.粉唐辛子にだし汁とハチミツを加えて混ぜる。
※この時だし汁は熱いうちに唐辛子と混ぜて、ペーストにしてから完全にさますのがポイント。
熱いうちに唐辛子と混ぜることによって、丸みのある味になるそうです。
※日本の唐辛子は辛いので、ハチミツを加えて甘みをつけます。
唐辛子の量を減らすのではなくて、甘みを加えるとよいそうです。 4.ニンニク、りんご、ショウガはすりおろし、イカの塩辛はみじん切りにする。
これらと松の実、ナムプラーを3の唐辛子ペーストに加えて混ぜる。ヤンニョムの出来上がり。 ※本来はイカの塩辛ではなくてアミの塩辛を、ナムプラーではなくてイワシエキスを、りんごではなくて梨を使いますが、手に入りにくいものをわざわざ揃えなくても十分おいしくできると思います。 ※粉唐辛子は、韓国産のものを使うと辛味が少なく甘みと粘りがあってキムチには適しています。スーパーでは韓国産どころか日本産でも100gなどという単位では売っていませんので、瓶詰めのキムチの素を使ってもいいと思います。その場合、キムチの素に既に塩分が加えられていますから、白菜を漬ける時に塩を控えめにしたほうがいいです。
5.ニラと長ネギを千切りにする。先に千切りにしておいたダイコン、ニンジンとともに、4のヤンニョムに加えて混ぜる。 6.最後に白菜を加えて手でしっかりと混ぜ合わせて出来上がり。 ※即席キムチとしてその日から食べられますが、1週間くらい熟成させると醗酵しておいしくなります。
醗酵キムチは新しい空気を嫌うので、きっちりと密閉して保存しましょう。
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